長谷慎一の発言 (電気通信委員会)
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○説明員(長谷慎一君) お答え申上げます。私どもも御指摘のように非常に心配をいたしておりまして、いろいろ調査等もやつている次第でございます。先ほど申上げましたのは、ラジオ関係には新聞ほど直接に現在のところは現われていないという点を申上げましたので、私どもとしましても今後に全然心配を持つていないというつもりで申上げたのではなかつたのでございまして、私どもも御指摘のように今後民間放送及び民間テレビの今後の運営状態につきましては本当に慎重に考えて、若しも政府としてこれらに何かできることがあるならば、できるだけの措置もして行きたい、こういうふうに存じております。
なお今後の認可につきましては、そういう点を十分に考えまして慎重を期さなければいかんと存じておる次第であります。先ほど申上げましたように、従来もこの経済的な面を十分考慮して参つたつもりでおりますが、大体地方の局は、その局を免許する当時におきましては、その当時から見通し得る近い将来等も見通しまして、大体そう無理じやない計画を持つておるというのを見まして認可をいたして来ておつたのでありますが、その後その民間放送局が最初予定した通りに資金が集まらなかつたり、或いは土地その他の準備が遅れて、スタートが最初に予定しておつたよりも遅れたり、或いは親局と同時に小さな局も一緒に設けて、十分な放送サービスの設備を持つて、強固な基盤でスタートしようと思つたのが、それが遅れたというようなことのために、所期の計画通りに行つていなかつたところがありましたが、そういう点は結果的に赤字の状態を出して来ております。或いは最初から認可された以上の人間等を抱えたがために非常に経営に困つている。或いは又資金ぐりの関係から、いわゆる借金が非常に多いために、その利子のために非常に経営が困難になつて来ているというようなもの等、いろいろ実際の形においてはあるわけでございますが、そういう個々の問題は別といたしまして、御指摘のように、民間放送全体としてどう持つて行つたらよろしいかというような点につきましても十分私どもも研究をして行きたい、こういうふうに思つております。