山田節男の発言 (電気通信委員会)
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○山田節男君 さつきもう一つ質問したのですが、日本は非常に地理的に大陸と離れておつて、ヨーロツパ大陸のように混信とか周波数の干渉というものは比較的少い。ですから今日の標準放送というものは大体中波の割当でできている。殊にああいう短波放送というような、而も商業放送を、それから今日の受信機の撒布状況から言つても、一体短波放送を聴いているものはどのくらいあるか。これは何かの見込みがあつて商業放送として出発したものだろうと思いますが、今のような限られた受信者で、而もこれはスポンサーなくして立つて行かない商業放送ですから、今聞くと単なる経済市況或いは宗教、高度の教育放送ということを言われますが、そういつたものは、一体限られた受信者といいますかを相手に企業的に成立つて行くかどうか。これは要らんお世話だと言われればそれまでですけれども、今まで各位が言われましたが、商業放送は行詰つてにつちもさつちも行かない。それに今度は短波放送を始める。それはいろいろ言われるように、そういうものの割当を取つてあるのだからやらないとこれがよそにとられるという憂いがあるということを言われますけれども、併し日本の放送政策というものから考えると、まだそれは他に有用に使われる波長じやないかということも考えるわけですね。ですから私質問をもう一つ申上げたのは、そういう一つの短波放送を今日許したということは、将来これは、こういう商業放送というものはいろいろ波長のスペクトラムが窮屈になつて来れば放送というものは将来やはり超短波に向つて行く、いわゆるVHFに持つて行くのだと、こういうように極めて遠大な計画でもあつてああいうことを考えられたのか。ちよつと私常識としてあまりにもやり方がとつぴなような気がしたものですからお伺いしたのですが、第二の点についてはどういうような……。