長谷慎一の発言 (電気通信委員会)

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○説明員(長谷慎一君) やや専門的なお答えを申上げなければならぬと存じますので、私から最初にお答え申上げたいと思います。電電公社が一般の通信の需要に対して応ずることがなかなかむずかしいと将来においても考えられますものの一つとしては、電力関係の問題がございます。御承知のように電力事業及び電源開発関係の仕事は発電所、変電所間に非常にたくさんの通信回線が必要でございますが、これらは一般の公衆通信系とは全くその経路等が違いますものですから、こういうものは将来とも電電公社の公衆通信施設とは別個の施設、従つて私設無線というような形で許可をして行くものの一つと考えられるのでございます。尤も電力事業等の中でも大都市を結ぶものとか、或いは今申上げたような通信の経路において、公衆通信の経路と合致するような場合もあり得ると思いますが、そういう場合にはお互いにできるだけ施設を共用して、全般的な二重、三重施設を防ぐということは考慮いたさなければなりませんけれども、公衆通信系と必ずしも一致しない場合が相当あるということが一つであります。又そのほかに気象関係、或いは建設省の関係の治水、河川関係、或いは林野庁の関係、そういうものもございまするし、又警察関係のものも必ずしも公衆通信系と一致しない場合等がありますので、今後とも或る程度電々公社の公衆通信施設が相当需要に応じ得る態勢に至りましても、私設無線というものはあり得る、今申上げたのが一つの例だと存じます。

発言情報

speech_id: 101914847X00319541006_009

発言者: 長谷慎一

speaker_id: 15905

日付: 1954-10-06

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会