久保等の発言 (電気通信委員会)

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○久保等君 それから更に三十年度の予算とも関係があるのですが、局舎の問題なんです。この局舎の新築を要し、或いは又増築等を要するという問題、これは従来から非常に私憂慮しております問題なんですが、昨年の例の五カ年計画でも、局舎問題についての質問をいたした際に御答弁があつたところによると、五カ年計画の中で現在焦眉の急として新築をしなければならない局舎、この局舎のおおよそ半分程度、あの五カ年計画が計画通り実施できたとしても、実現できないのじやなかろうかという、極めて悲観的なお話だつたのですが、その五カ年計画は当初の予定は二年度目において更に相当圧縮される、更に実行計画は、デフレ、その他先ほど来御説明があつた理由で、これ又更に圧縮せざるを得ない。それから先ほどの総裁の御説明によつても、局舎等の諸設備は次年度に繰越さざるを得ないという問題が、この二十九年度予算の決定後における実施状況からの新しい問題として、そういう事態が出ておるという御説明なんですが、そうなつて参るとデフレ、その他による減収、これのしわ寄せがそういつた局舎問題に更に寄せられるということになろうかと思うのですが、そうすると局舎問題については見通しが殆んど立たないというような今日現状にあるのではないかと思うのですが、勿論電電公社の場合の局舎という問題は、単に人が入る局舎というよりも、むしろ非常に重要な、厖大な施設を収容する局舎ということになりまする関係から、単に局舎計画という計画では立たない。新しい改式というような問題との関連性において、簡単に局舎計画というものは立ちにくい性格のものだと思うのです。そこに非常に困難性はあるでしようけれども、併しいずれにしても局舎問題という問題は、例えばそこに働く従業員の立場から考えれば、職場環境、或いは又現在郵政省の傘下の郵便局との共同局舎になつておるというようなことから、これは見るに堪えない非常に劣悪な職場環境になつておるところもありますし、又事業の運営上からいつて、電話の増設が全然行えないというような行き詰まつた局舎も全国的に非常に実は多いわけです。そう言う点考えますると、三十年度の予算の、予算案ですが、予算案の方針から参りますると、一体局舎という問題を眺めてみた場合、局舎の新築という問題を眺めた場合でも、どういう一体見通しになるのか、非常に見通しが困難だという状態になつておるのですが、併し、といつて、私は漫然とその年度毎における情勢に委せるより方法はないのだという程度では、あまりにも事態は非常に緊迫した状況に局舎問題はあると思うのです。従つて局舎の問題、これの解決については前々から私強く指摘もし、要望もいたしておることなんですが、一日も早く局舎問題の解決を図らなければならない問題として、公社では三十年度の計画を一応立てるに当つて、この問題がどの程度の一体年数で解決できるであろうという大体の見通し程度でも少くともお持ちになつておると思うのですが、だんだんだんだんと尻つぼみになつて行くような傾向にあるのですけれども、局舎問題に対しては一体どういう計画を持つておられる、或いは見通しを持つておられるのか、お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 101914847X00619541125_016

発言者: 久保等

speaker_id: 16026

日付: 1954-11-25

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会