吉田茂の発言 (本会議)
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○国務大臣(吉田茂君) お答えをいたします。
検察庁に対してなした指揮権が、暴力なりと言われますが、これは法律において明らかに規定しておるところであつて、法律的暴力というものが若しあれば、そうであるかも知れないが、政府は、法に従つて指揮権を発動いたしたのであります。その政治的責任は無論政府にありますが、政府は只今申す通り、虚心、法によつてこれは発動いたしたのであります。又、この指揮権発動は、党利、党略でも何でもなく、しばしば申す通り、重要法案の通過を政府としては切に希望いたして、又その必要を感ずるから、国家の利益の上からこれを、その通過を切望いたしますから、その措置をとつたのであります。ただ徒らに、事を好むがために、この指揮権を発動いたしたのではありません。(拍手)
〔国務大臣木村篤太郎君登壇、拍手〕