阿具根登の発言 (労働委員会)

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○阿具根登君 昨日私質問しておつたのですが、次官の御説明を只今お聞きいたしましても、労働省のその政策が如何にも行き当りばつたりである。いわゆる先ほども言われたように保合だと思つておつたのが非常に殖えて来た。こういうことを言つておられるが、その当時各委員からもかくなることを相当深刻に追及されておる。それにもかかわらずいろいろな資料を示されて、そうして失業者はこれより殖えないのだということを盛んに言つておられたわけなんです。而も話の内容ではちつとも深刻な状況を言つておられずに、やはり非常に楽観的なことを御説明になつておると私は思うのです。それではそういう行き当りばつたりでなくて、はつきりした対策があるはずである。その問題を一つどういう対策があるのか、それをお聞きしたい。これは詳細に私はあとで質問いたしますが、成るべく質問せんでもいいような御説明を願います。
 それから求職の問題をここに資料として頂いておりますが、現在の失業状態は御承知のように石炭、鉄綱、駐留軍関係、そういう大きなところは殆んど整理をやつておる、合理化をやつておる。そうすればこれだけの求職はどこに求められておるか。どういうところで求職ができておるか。求職は殖えておると次官は喜んでおられる、楽観をしておられる。その求職はどこに行つておるのか、こういう点を私は考えて見た場合に、極めて大きな問題がここに残されておる、私はこう思うのです。それでこの求職のはけ口はどこに、百十一万からの人たちが主に入つておるのか、そういう点を一つ御説明願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 101915289X00219540707_008

発言者: 阿具根登

speaker_id: 16382

日付: 1954-07-07

院: 参議院

会議名: 労働委員会