記内角一の発言 (通商産業委員会)

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○政府委員(記内角一君) 実は昨年度におきましては、このほかに、例の国民金融公庫及び中小企業金融公庫から六分五厘の低利で以て融資できるということにいたしておりまして、その枠といたしましては、国民金融公庫が十六億一千万円、中小企業金融公庫が十八億五千万円、合計三十四億円の枠を以て六分五厘で貸付ができることになつておりまして、これが国民公庫につきましては全額、中小金融公庫につきましては七五%の十四億円というものが貸付決定に相成つております。それで、従いまして借りるほうから申しますと、今度のこの制度によりまする利子補給によりましても大体六分五厘乃至七分程度の利子になつて参りますので、この三者を合せますと相当の金高が融資されておるということになろうかと思うわけであります。それからもう一つは、この制度におきましては最高を二十万円に抑えておりますので、要求といたしましては、或いは五十万円七十万円というような大きなものもあろうかと思うのであります。そのうちに二十万円を限度として融資されるということになつて参りますので、自然総額において抑えられて参るということに結果的になつておるというふうに考えておるわけであります。まあ我々といたしましては中小公庫、国民公庫というふうな政府機関を通じての低利の融資、それからこの制度によりまして、一般金融機関の自己資金による制度ということを前提にいたしまして、できるだけ万般の措置を講じて参つている次第でございます。なお本年度におきましては、この中小公庫、国民公庫におきましては、いずれも三億ずつ融資予定をいたしておりまして、すでに各方面からの申入れを受付け、又融資を実行いたしておる次第であります。

発言情報

speech_id: 102014793X00219541203_008

発言者: 記内角一

speaker_id: 6200

日付: 1954-12-03

院: 参議院

会議名: 通商産業委員会