木村篤太郎の発言 (電気通信委員会)

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○国務大臣(木村篤太郎君) 実は、この前の委員会でも申上げましたように、私といたしましては、防衛庁自体でマイクロウエーブを持ちたい、これは本音です。というのは、御承知の通り我々の方に今度部隊が増設され、いろいろ海の方も空の方も通信関係に相当重点を置かなくちやならん。それと同時に、将来日本の国防ということを考えてみますと、私はどうしても電波兵器にあると思う。この信念は私は崩れません。そういたしますと、防衛庁自体においてこのマイクロウエーブをもつ、即ち速度の点、機密保持の点からいろいろ考えて行くことが私の考え方であります。ところが防衛庁自体としては、なかなか容易にこれは設備を創設することができないのであります。時たまたま正力君からこういう計画があるのだ、その計画を私も素人なりに聞いてみますと、いわゆる三点と見る。中継局が少くて済むのだ、而も山頂を行くとするとその電波の範囲というものが非常に広くなる、海にも連なるし、航空機にも連なる、これが非常に魅力になる。なお一審の私の魅力となつたことは、これができれば防衛庁の専管にする、いわゆる保管を全部委託する、それと同時に政府の方において必要があるという時期が来れば、これを買収に応じてもいいという話であります。これは実現できるかどうかわかりません。併しそういう話でこれはいろいろ計画を話されたものですから、私はこれに対して大いに魅力を感じた、これは今でも私は魅力を感じております。併しながらこれは実現できるかどうかということはなかなか容易なことではありません。従いまして私は防衛庁の者にこれの調査を十分にやれと、慎重に取扱つてもらいましようということで、目下調査中であるのであります。いずれともきまつておりません。そういう事情であります。

発言情報

speech_id: 102014847X00219541203_007

発言者: 木村篤太郎

speaker_id: 18154

日付: 1954-12-03

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会