山田節男の発言 (電気通信委員会)

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○山田節男君 私遅刻をして参りまして、すでに郵政大臣からこの御決議に対する御所見といいますか、決意のほどを述べられたと思いますが、我々はすでに二カ月以前から御要求申上げておる電波法第四条第二項に対する解釈、次に文書による解釈の提出を待たないでこういう決議をしたわけです。あの決議の中には、これは衆参共に電通委員会において、電波法第四条第二項というものは、大臣が、ほかにも解釈し得るのじやないか、それについて肯定するがごとき内閣の法制局の解釈があつた、かようにここで御報告になつているわけです。併し過日の衆参両院におきまする決議は、もう大臣のおつしやつた他の法律解釈によるということは、立法精神に反するということが明瞭にわかる、その上でいわゆる所管大臣が善処される、こういうことになつているのですから、本委員会としましても、或いは衆議院といたしましても、決議文の趣旨から言えば、もはや議論の余地はない。立法府のいたしました最高の解釈として、殊にこの法律の立法当時、当然この作成に参加したものとして、而も全員一致でもつてああいう意思を国会の意思として表明した以上は、もうこの問題はすべて解消したと私は見ていいんじやないかと思うのです。従つてこれはまあ郵政大臣の下には、まだ正式に具体的な問題とはなつていないということは、これはもう大臣のおつしやる通りであります。問題は事の性質上、そういうことを出願するやに窺われる人物は、或いは依然として大臣の、他に解釈の余地があるということを前提として今後動きを続けるかも知れない。併しこれは大臣においては関知されるところでなし、又本委員会としましても、あの問題に対する法的の解釈というものを、もう極めて明瞭に謳つたわけでありますけれども、この問題について、再び郵政大臣の御所見等を伺う機会が私はないと思うのです。この点は併せて郵政大臣に一つ十分な、あの決議案の趣旨を私は体して善処しなければならない、そういう意味であるということを私は重ねて一つ郵政大臣にここにおいて正式な所管大臣として、まあ下駄を預けたとか何とかということでなくて、これは神聖な立法府のあの法律に対する意見である、全会一致の意見である、このことは一つ深く頭に銘じておいてもらいたいと思う。これについて大臣の何か御所見があれば、この際一つ我々の前において御開陳願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 102014847X00319541206_006

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1954-12-06

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会