塚田十一郎の発言 (電気通信委員会)

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○国務大臣(塚田十一郎君) 御決議の趣旨は十分尊重して善処するというようにお答えを申上げたわけでありますが、只今山田委員が御発言になつた考え方と少し感じが違うのでありまして、私は法律そのものの解釈としては、依然として考え方は変つておらんのであります。国会においてもいろいろ御意見がおありのようでありますが、私たちは国会の御制定になつた法律をお受取りして、正しくその法律を解釈し、その法律の趣旨に従つて行動するという場合には、やはり政府は政府としての解釈に従つて行動するというのが正しいのでありまして、若しそれが間違つておるというのであれば、最終の決定は私はやつぱり裁判所ということになるのではないかと思うのであります。私どもは或る目的に向つて法を曲げて解釈しようというような考え方は毛頭持つておりませんけれども、法律というものを、行政府が行政の行いをいたします一つの指針として頂いた限りは、やはりその法律の上で解釈し得る正しい解釈の方法というものを絶えず検討して、その線に沿うて行く以外に私は方法がないのではないかと、こういうように考えておりますので、衆議院におきましても、解釈は政府の考え方と違うというお考えのようでありますが、これは一応御意見として承わつておいた程度のものであると私は御了解願つているわけなのであります。要するに解釈の点につきましては、一つそういうような気持であるということだけをこの機会に一言申上げさせて頂きます。ただ御決議の内容につきまして、あの問題に対処すべきものの考え方としては、もう御決議に示されておるところと、先般来本委員会においての御質疑の際にお答え申上げた通り、自分も全く同じ感じでおりますので、恐らく具体的な問題の判断としては、皆さん方の御気持と違う判断というものは出て来ないのではないかと、私は自分もそう思つております。併しさつき善処いたしますとお答え申上げました考え方は、今申上げたような気持においてお答え申上げておるのであるというように一つ御了解願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 102014847X00319541206_007

発言者: 塚田十一郎

speaker_id: 126

日付: 1954-12-06

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会