山田節男の発言 (電気通信委員会)
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○山田節男君 これは非常に郵政大臣としておかしな答弁です。一体この委員会で公衆通信法の第十条の問題、或いは特にこの電波法の第四条第二項に関する政令があるでしよう。これらの一般に亙つた立場から、我々が立法者として見て、今、塚田大臣がおつしやつたようなことがどうも疑わしい。更に一歩譲つてそれはできるにしても、将来のこの電波行政ということからしても、我々は立法と同時に、ポリシーということをこれはもう指示します。そういう点であなたが指摘されたあの法律の中で異なる解釈をされているから、それだけは文書にしてお出しなさい、出しましようと言うて、すでにもう七十数日たつているが、お出しにならん。いよいよ最後の土壇場になつて来て、そこに文書を持つて来ているけれども、どうもこれは非常に難解で説明できないから、一つ法制局の長官でも引つ張つて来なくちや御答弁できないということをあなたはおつしやつた。一体このことは何を物語るかというんです。あなたは、正式にこういう当委員会の全会一致で決議をなさなければならんということについて、当委員会としてあなたのああいつたような御所見に対して我々は異議を申上げている。これに対するあなたは具体的な書類をお出しにならん。そこでこれはいろいろなぜこの委員会で全会一致でああいうことをしなければならなかつたかということは、今あなたがおつしやつたそういう一つの抗弁というか、言い逃れということはできない、これは常識です。あなたが今ここで決議をお読みになつて善処するといつておいて、そうしてそういうことを今おつしやつておる。これは非常に詭弁です。具体的には私はあなたがすでに国会を軽視されているんじやないか、これじやいけません。殊に私は良識のある塚田大臣に対してみんな敬意を表している。それを裏切るようなことを、而もここで善処するということはあり来たりの言葉です。而も我々の言うことは、我々の趣旨に従つてやるということを全会一致できめたのであります。そういうことを今になつておつしやつたんじや、私は大臣が良心的な話をしているということにはならんじやないか。私はむしろそういう言葉は、大臣にこの席において撤回してもらわなければならん。政治問題になる。単にこれは行政府と立法府の法律の解釈の争いなんという、そんなようなケチつぽい問題じやない。これは私は御要求があればもつとこれは深く御説明申上げますけれども、そういう皮相的なものの観察をしてもらうと、防衛庁の長官なり、郵政大臣が悔を千載に残すようなことになる。そういうようなことをしてもらつては困るというのが全員の気持なんです。けしからんですよ。