三好英之の発言 (人事委員会)

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○三好国務大臣 大体団交権を持つた鉄道などと、それを持つてない一般公務員との扱い方については、今お話の通り私もよく了承しております。そういうような観点から団交権を持つたものがだんだん妥結になりつつあるようでございますから、それとやはりある程度の均衡を保てるように、同じ公務員であるから考慮しなければならぬと私自身は考えております。今の繰上げ支給を受ける恩典に浴しない階級の諸君があるが、それをどう扱うかということですが、これもなかなか重大な問題でございますので、それがどう扱われるかという具体的なことは今申し上げることはできませんが、そういうことも考慮して今檢討しておるということは申し上げてさしつかえないと思います。ただ皆様の方にお願いし御協力願わなければならぬと思いますことは、これは政府の責任においてどうせやらなければならぬことだと思いますが、幸いに人事院総裁がおいでになりますからいろいろ御協議したいことだと思います。大体公務員法と公務員の給与に関する現在の扱い方、これがこのままでほんとうに公正で合理的であるのかどうかということに、私自身は非常に疑問を持つておる。同時に、こういうことが正確になり、公正に合理的になつて、そうして公務員という少し一般と離れた、露骨に申し上げれば、国民の師表ともいうべき立場におる人が、安んじて公務に勤められるように考えなければならぬではないか。そういうことはただ一内閣一政党の問題ではなくして、やはり国家全体からお互いに協力して考えなければならぬことではないか。ただ情ないことは、時間がありませんから、そういうことまでつつ込んでなかなか実現することはむずかしいので、まず当面の問題は当面の問題として、満足な点まで行かぬかもしれないけれども、しかし将来の理想としては、そういうことをお互いに考えて行かなければならぬじやないか、かように考えておる次第であります。

発言情報

speech_id: 102104548X00319541217_017

発言者: 三好英之

speaker_id: 10759

日付: 1954-12-17

院: 衆議院

会議名: 人事委員会