川俣清音の発言 (農林委員会)

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○川俣委員 統計調査に当つておりまする末端の事務局が、黙々としてこの日本の農業政策の基本になるべき資料調査に当つておることに対して、私は敬意を表しておるのでありますが、非常にはででない、じみな仕事で、しかも一般的な援助が少い中において重要な調査資料をまとめ上げるのでありまするから、その労苦は大いに多といたしますけれども、やはり機動性のある統計を持たねばならないと思うのであります。というのは、もちろん基本的な調査も必要でありますけれども、すぐ政策の上に寄与できるような作況をすみやかにつかむということが重要でなければならぬわけであります。もちろんこれは基本調査というものがあつて、そのときどきの必要に迫られてやることばかりを能といたしておりますと、基本調査が遅れがちになりまして、ほんとうの意味の農業政策の基本をつかみ得ない結果に相なりますけれども、また一面食糧事情の困難な中にあつて、これを相当すみやかに把握いたしておりませんと、配給あるいは輸入の方の手配ができないということになりまするので、一面基本調査をしなければならぬと同時に、一面はそのときどきの政策の基本をなす資料をまとめ上げて行かなければならぬのであります。そこに非常な過重負担が加わつて来ることをわれわれも十分認めるのでありますが、今の機構では十分できない、こういうことになつておると思うのでありまして、三十年度予算においても思うような予算的措置が講じられていないように思うのであります。そういたしますると、また来年の秋になりまして齟齬を来すということになるのじやないかと思いますが、この点はどうなんですか。

発言情報

speech_id: 102104988X00319541217_006

発言者: 川俣清音

speaker_id: 14578

日付: 1954-12-17

院: 衆議院

会議名: 農林委員会