野田哲五郎の発言 (農林委員会)

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○野田説明員 雑穀の調査を米麦の調査の水準まで上げろという御意見でございました。これらにつきましては私どももなるべくそうしたい、かように念じておるわけでございます。現在雑穀のうちにおきまして、これは雑穀といえるかどうかしりませんが、大豆その他若干の価格支持作物につきましてはかなり精細な調査をいたしておるわけでございます。その他のいわゆる雑穀類につきましては、地方的重要性が非常に高いところにおきましては、事務所独自でかなり精細な調査をしておるわけでございますが、全国的に行きますと、精度はきわめて落ちて来まして、ただいま御指摘のように、ほんとうにどこをつつかれても大丈夫というような数字の段階には参つていないわけでございます。やはりわれわれの今後のあり方といたしましては、全国的に重要性を持つております作物の範囲をだんだん広げて行き、それから地域的重要性を持つておりますものにつきましては、地域でしつかり調べて行つて、この範囲を拡大して行つたらどうか、かように思つておる次第でございます。もちろんこれを実施いたしますにつきましては、施設も人間もいろいろ必要となつて来ると思いますけれども、今日のような情勢でありますから、統計的方法において、経費や人が少くてこれだけできるのだということを考えて行きたいと思つております。われわれが雑穀につきまして一つ突き当つております難点は、作況調査におきましては、かなり農学上の、技術上の知識が必要でありますけれども、試験研究におきますこの方面の研究が、実は米麦に比べまして非常に遅れておるわけであります。従つてこの点がわれわれの非常に大きなハンデイ・キヤツプになつておりまして、弱つておる次第でございます。

発言情報

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発言者: 野田哲五郎

speaker_id: 3999

日付: 1954-12-17

院: 衆議院

会議名: 農林委員会