重光葵の発言 (本会議)
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○国務大臣(重光葵君) お答えします。
私が自主独立の完成を外交上目ざしておる、こう昨日申しました。その通りであります。私は、今日の困難なる国際情勢のもとにおいて、日本が戦後いまだに国交の回復のできていないような地位にあるのは、国際上から見て十分に自主独立の完成ができていない、こう見ております。(拍手)私は、終戦後十年にして、一かような事態は外交上矯正していかなければならぬと考えております、(拍手)それからまた「そうであるから、アジアの外交、アジア諸国との国交を回復するということは、当然努めなければならぬことと思つております。
さらに、ソ連との関係は、今総理大臣の答弁に尽きておりますから、その通りに考えております。しかし、かような外交をする場合において、対米外交を非常に重要視しなければならぬということは当然のことでございまして、米国側と緊密な関係を推進していきたいというのが私の外交方針の根本でございます。(拍手)
〔国務大臣一萬田尚登君登壇〕