重光葵の発言 (本会議)

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○国務大臣(重光葵君) 先ほど緒方君の私に対する御質問の要旨は中共の問題であるということであります。日本が中華民国として国民政府を法的に承認しておることは御承知の通りでありましてそうして、いわゆる吉田書簡もこれに伴つておる。従いまして、法的に二つの国を承認するわけには相なりません。しかしながら、中共が広大な地域において事実上権力を持つておるということは、これは否定することはできません。(拍手)そこで、隣国である日本がこの事実上の問題について重大なる利害を持つておるということもまた争われないことであります。その実際上の状況を基礎にして貿易を進めるなりしていつて、この関係を円滑にするということは当然だと考えております。これをもつてお答えにかえる次第であります。(拍手)

発言情報

speech_id: 102105254X00819550123_011

発言者: 重光葵

speaker_id: 18166

日付: 1955-01-23

院: 衆議院

会議名: 本会議