楠本正康の発言 (水産委員会)
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○説明員(楠本正康君) 第一点の御趣旨につきましては、私どもといたしましては全く御同感に存じます。つまり今後さらに調査研究等、全般的にこの原爆被害、原爆対策につきまして調査研究を進めて参りますことは当然でございまして、私どもといたしましても来年度等の予算におきましても、引き続きこれらの予算の要求をいたしまして、でぎるだけ綿密な調査研究を進めて、人類の福祉に貢献いたしたい所存でございます。従いまして今後も原爆の汚染問題その他につきましては十分力を尽して、その実態を明らかにいたしたいと存じます。
それから次に第二の学者の反対意見の問題でございますが、私どもはまだそれをいただいておりませんが、おそらく新聞の伝えるところによりますと、不日手許に到着するだろうと存じます。ただここで私遺憾に思いますのは、何ら根拠がない、こういうことが新聞に伝えられておりますが、私どもといたしましては各研究所の、研究機関の研究を総合いたしましたものでございまして、十分なる資料と研究成績に基いております。まあこの持って参りましたのはどく一部の資料でございますが、資料がないということはもう絶対にこれは間違いでございます。むしろ私どもといたしましては、そこに名前の連ねてあられる学者方の反論に対して果して資料があるかどうか、私どもは今までそれらの反論に対する資料こそ私どもは存じないのであります。従って私どもは資料に基かざる反対は、学問上の反対は、これは実はあまりこれまで取り上げることは私どもとしては不可能だ、かように考えておる次第でございます。