山田節男の発言 (電気通信委員会)

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○山田節男君 実は丁度吉田内閣が壊滅する直前委員会が開かれました。丁度補正予算の審議等、塚田大臣に当委員会に出てもらつて実は質疑応答の半ばにして遂に総辞職になつたわけであります。今大臣が御報告になつたのが真相であつて、塚田前大臣が極めて正しい報告を引継がれておると思うのです。ところで、あなたは逓信省時代に政務次官もやつておられた経験がおありになつたということですが、非常に意を強うするのですが、正直なところ、鳩山内閣がいつまで続くか、これは御承知のような極めて限られた短期間の、短時日の内閣ですが、併しその後におきまして、又多数を得て政権をとられるということもあり得るのですから、そうすれば又あなたも続いて郵政大臣として御面倒を見て頂くということもあり得るかも知れない。又そういうことが望ましいかも知れない。併しこの問題はなぜ衆参両院で、而も全会一致でかような決議をいたさざるを得なかつたか。第一に、大臣が今言われたように法的解釈が、立法府と行政府に食い違いがあつて、この立法に我我も参画して、そういうような点から全会一致ということになつたと思います。これは私最近のアメリカの情報を見ると、やはり国会がああいう決議をしたのはけしからん、何とかしてこれは具体的にしなければならないというので、某有力な人がこの十七日に来るのです。これはあなたに必ずお会いに来るだろうと思う。これは何としても吉田内閣に比べて非常に正しい政治をやろうとされる鳩山内閣では、この点を一つ一層神経過敏すぎるほど十分御警戒になつて、なお将来の、おつしゃつたような電波国策確立ということについて、実際、先ほど電波監理局長にも申上げた日本にどういうテレビジヨンの標準方式をおくべきか、又その経営方式は公共放送か、民間放送か、これは又当委員会の非常な真剣な論議がありまして、新谷委員或いは寺尾委員もこの委員でありますが、私もそのためにアメリカへ行きまして、テレビジヨンのいろいろの実際の情勢、組織を勉強さしてもらつて帰つて来た直後にこういう問題、併し力足らずして我々の期待に反したことになつた。併し将来これはもう如何なる政府ができても、只今おつしゃつたように電波国策というのはますます重要になつて参りますので、一つ郵政大臣におかれては、塚田大臣の引継がれた精神と、国会の意思を十分一つ慎重に胸におかれて、過ちないように今後、あなたの主管である郵政関係のこの電波施策を十分私は御研究になつて、事務当局なり、これを政治的というより、やはり事務的なものになつて来ますから、十分一つ大臣におかれてはその点は、まあ就任早々でありますが、特に頭に入れておかれることを……。私の質問を終ります。

発言情報

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発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1954-12-13

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会