長谷慎一の発言 (電気通信委員会)

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○説明員(長谷慎一君) お答え申上げます。放送法の只今いろいろ論議されております根本的な調査をいたしまして、放送法の相当の改正をするかどうかということは、只今お話のありましたように、非常に重要な問題でございますので、政府も長い期間いろいろ検討いたしております。まだ調査段階も済んでおりませんので、これについての御報告は十分申上げかねるのでありますが、先ほど問題になりました放送協会の来年度の予算についての暫定的な予算につきましての、若しも法的措置をお願い申上げる段になりますれば、これは放送法の根本的な改正問題とは別個に御処理を願いたいと、こういうふうに思つております。放送協会そのものは大きな国民的な、国家的な使命を持つて行なつているいわば公的機関でございますので、それが予算上の措置ができなくて、来年度の仕事ができないということになつては、相当重要な問題になりますので、何とか御審議を願つて、若しも予算そのものの御審議を十分して頂く期間がなければ、せめて只今申上げました法律の一条或いは二条の追加条文の御審議だけでもお願いしたい、こういうふうに存じております。又それさえもできなかつた場合はどうか、こういうような御質問でございましたが、これは去る十九国会におきまして、万が一法的措置もできないうちに、来年度の予算の審議が国会で終了することができない、或いは不承認になつた場合に、どういうことが起るかということにつきましてのいろいろ検討がされました場合に、政府委員として法制局の方から御答弁を申上げたことがあるのでありますが、これは放送協会そのものを否定してしまつたり、業務を停止させるということはできないので、これは条理論になるかも存じませんが、四月以降においてはNHKの責任支出をさせて、その後国会の承認を、事後速かに得るようにするということよりいたし方ないのではないか、それは又考えられないことではない、こういうようなことも申上げておるのでありますが、只今といたしましては、私どももそんな程度のところしかお答え申上げられない次第であります。

発言情報

speech_id: 102114847X00119541213_025

発言者: 長谷慎一

speaker_id: 15905

日付: 1954-12-13

院: 参議院

会議名: 電気通信委員会