北山愛郎の発言 (地方行政委員会)
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○北山委員 しかしどうも最近における自治庁のやり方を見ておりますと、地方団体に対して、今度の地方財政再建促進法並びに地方自治法改正に対する地方団体側のいろいろな態度あるいは反対機運というようなものに対抗して、むしろ挑戦的に出ておるのではないかと思われるような節々がたくさんあるわけなのです。まず第一にこの前の滞納議員の問題、あれなどもやはりその一つの前ぶれではなかろうか。なるほど滞納議員があるということはそれ自体はよくないにしても、むしろ私どもから見ると、やはりこれは地方自治法の改正の案と関連があるのじゃないか、地方自治法改正案を出して地方議会の権限と運営を狭くしよう、こういうふうな方針を自治庁がとろうとしておる、このときに地方議員というものは、でたらめなものであるというようなふうに世間に思わせようとするところの魂胆ではないか、かように考えられる。そういうふうなこととあわせ考えますと、今回のあのような措置についても、私どもはそういう資料が自治庁以外から出るとはちょっと考えられないような資料であるだけに、どうも疑惑といいますか疑いをここに持たざるを得ないのであります。そこでこの点についてはなお私の方としても調べてみたいと思いますが、特に御注意を願いたいのは、地方自治法というものは自治庁から見れば正しいと判断をされてお出しになったかもしれないけれども、しかしこれはそれぞれの立場なり世論としていろいろな批判があることは当然のことであります。単にそれに反対したからといって、それが間違っているということは言えない。従って自治庁がことさらに地方団体の動きに対して挑戦的な態度で臨むというようなことはもってのほかであると私は考えるのでございまして、この点については十分そういうような措置をとったり、あるいはそういう疑いを起させるような行動は慎重に戒めなければならないと思いますので、この点については十分御注意を願いたいと思います。
大臣がお見えになりましたからお伺いしますが、昨日の委員会で地方財政の問題を解決する一つの腹案を持っておるということを大臣はお話しになって、その腹案は今ここではしゃべることができない、こういうお話しであったわけでありますが、私の推測では最近新聞に発表になった地方財政五カ年計画というものではないか、かように想像するんですが、あの新聞に発表になった地方財政五カ年計画というようなものが、大臣が昨日お話しになった腹案というものに合致するかどうか、これを一つお答え願いたいのであります。