北山愛郎の発言 (地方行政委員会)
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○北山委員 それでは行政部長からお伺いすることにいたしますが、ただここで大臣にお伺いしたいのは、伝えられるところではその小委員会はいろいろ府県制度の問題については意見が分れて小委員会としての案を作りかねた、そこで小委員会の幹事というのは自治庁の事務当局でございますが、そこにその小委員会案なるものの試案というものを起草させた、その試案が外部に発表になったわけでございます。そうしてその幹事案なるものは、やはり小委員会の決定を左右するものではないか、こういうふうなこともまた外部でいろいろ批判があるわけであります。私どもは地方制度調査会というのはいわゆる諮問機関でございまして、その制度調査会自体が大臣に意見を申し上げる、こういうふうな機構でなければならぬと思う。ところが今の小委員会のそういう審議のやり方のように、その案を作るのに幹事案なるもの、すなわち自治庁の事務当局の方の案を土台にしてやるというようなことでは、これはほんとうの諮問機関ではなくて諮問機関として外部にはそのように思われておるが、実は自治庁案なるものをカモフラージュするための機構にしかすぎないのではないかというふうに思われてならないのであります。こういうふうに一体地方制度調査会というものを運営してよいかどうか、地方制度調査会という一つの諮問機関に意見を問うて、その答申を尊重して、仕事を運んでいくという本筋でありながら、その地方制度調査会に自治庁の案を示して、そうして大体その案が大きな影響力を持っておるでしょうが、そういう影郷力を持った案を中心にして地方制度調査会の案ができ上るというようなことは、私は諮問機関としてのほんとうの道をはずれていくんじゃないか、こういうふうな心配を持つのでございますが、その点について長官はどのようにお考えでございますか。