北山愛郎の発言 (地方行政委員会)
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○北山委員 総合的と言われますけれども、何にもない上に総合ということはあり得ない。個々のものがいろいろこうあつて、それを総合されて総合計画があるのであって、足のない頭だけの総合計画というのはない。何も個々のものがなしに総合計画を作ろうなんていうことはナンセンスだ。いろいろな、たとえば行政機構がこうだとか、財源措置はこうだとか、節約はこうだとかいうようなものを、今度はまとめて総合的に計画が立てられる。個々のものがなくて、ただ総合だけあるというのはナンセンスだ。だから結局総合計画もない。お話のようであれば、個々の計画もない。政府は何らその見通し、計画を持っておらない。ただあるのは、地方に再建計画を出させて、これを縛りつけてやろうという計画だけだ。自治法改正もそうであります。監督権を強化する。おまけに今度は補助金執行の適正化に関する法律なんていうことは、いざとなれば、もし間違いがあれば処罰するぞといっておどかして、そうして補助金の使用が少くなれば、それで財政圧縮になるかもしれぬ。こういうふうな人をしかり飛ばしたり、その権限を狭めたり、そういう計画しかないのですよ。表面に現われたところはそれしかわれわれには考えられない。もっと合理的な、そして少くとも地方団体の仕事の円滑な運営が確保されるような一つの方策などというものはないようです。無定見なんです。ただ総合的という言葉だけあって、具体的な政策は何もないと言わざるを得ないのですが、それでもいいのですか。