勝間田清一の発言 (地方行政委員協議会)
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○勝間田清一君 これは希望でありますが、実は現在の現地の状態というものは自然に盛り上る動きになっております。しかしこの問題が円満に、すなわち特に現状をあくまでも確保するということでございますれば、当然これらの自然発生的な要請も実はなくなろうかと思うのでありまして、また同時に県当局といたしましても県議会当局といたしましても、あるいは地元の諸君にいたしましても、ことさらに事を好んでおるような状況ではないのでありますから、特に自治庁が御心配されておるような不測の事態というようなことについて懸念される必要ぼないと思うのであります。むしろ遅延することがこういうことを一そう拡大することになるのでありまして、その点についてはわれわれも微力ながら協力はいたしたいと思っておりますので、今あなたのお話のような早急な解決、同時にそれに基く早急な調査、そしてわれわれが念願いたしております通りに、十日以前にこれが裁定の提出ができてこの問題が解決するように格段の努力を払っていただきたい、このことを実はお願いいたしたいと思うのであります。同時にこれは今後の問題でありますから、この際私は川島長官にお願いしておきたいのでありますが、いろいろ行政地区の取り合いというような問題が今後起るであろうということを心配いたすのでありまして、ある場所はそこに税金も出て参るでありましょう、あるところはそこに産物も生まれておるでありましよう、そういう事実をもって、あるいはまた特別な利益もからんで、あるいは政治的な意図も含められて行政地区が軽々に変更されるような事態がもしできてくるとするならば、これが日本全国に及ぼす影響はきわめて大きいと私は思うのであります。現在、日本の人心の安定が要求されておる際に、ことさらにこういう問題を惹起することは私は政治としてもよろしくないと思うのであります。従って今度の泉地区の解決いかんということが、今後の日本の地方行政全般に及ぼす影響というものはきわめて大きいと思うのであります。そういう懸念は現在全国的に多いのであります。従って角をためて牛を殺すような結果にならぬように、また部分の問題が全体の秩序を攪乱するようなことにならぬように、どうか自治庁長官は全体の見地に立って処理をお願いいたしたい、このことについての長官の見解を承わって私の質問を終ることにいたします。