相川勝六の発言 (予算委員会)
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○相川委員 鳩山内閣の方針は、従来通り自由主義の陣営とよく協調をしながら、ソ連圏とも何とか国交の調整をしていきたいという、きわめてこれはめんどうな外交なのであります。従ってこういうめんどうな外交の処理については、最初出発のときに念を入れてきわめて慎重な態度をとるべきであると思う。承わればドムニツキー氏は重光外務大臣及びその他の外務省当局とも、数次会見のいろいろの行動に出たのでありますけれども、外務省の方々は、いろいろのことでこれを避けておられる。これはおそらくきわめてめんどうな事件でありまするから、容易にこれは会うことができない、こういうことじゃないかと思うのです。いずれにいたしましても、これだけの重要な問題ならば、当該の主管大臣にあらかじめ打ち合せて、これは会おうと思うがどうだろうか、どういう考えでやったらいいか、こういうようなことは、この慎重な外交を処理する上に当然打ち合せるべきものだと思いますが、今の大臣のお言葉によると、唐突なことであって、あらかじめ外務大臣にはお話がなかったということを承わります。いかにもやり方において私は慎重を欠いておると考えるのであります。
その次にドムニツキー氏に鳩山総理が会われたときに、何でもわれわれの聞いたところでは、交渉地をモスクワでも東京でもどっちでもいいよう、こういうようなお話があったことを聞くのであります。ところがあとになって外務省の、ことに澤田大使の御意見によって、これはアメリカとの関係もあるからニューヨークで開いたらいいだろう、こういうことで、ニューヨークに交渉地をかえるべく交渉した。そうして向うの方では、それは日本側の考えでもよかろうといって、まだはっきりニューヨークでやるということがきまっていないと聞いておりますが、どうでございましょうか。