板野学の発言 (決算委員会)
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○説明員(板野学君) それではただいま御質問の点につきましてお答え申し上げます。
大阪郵政局におきましては、昭和二十九年度の貯蓄奨励並びに保険関係の奨励に関しまして、大体貯金関係におきましては千九百四十九万円、保険関係におきましては暦年で二千七百八十九万六千円の経費が配算になっておりまするが、そのうち物品関係に費されましたものは、大体その中から、今ちょっとこまかい数字はございませんが、大体百五、六十万円見当のものが物品関係に費されて配られておるのでございます。
問題になりましたものは、貯金関係におきましては署名入りの湯呑み茶わん、壁掛用の鏡でございまして、保険関係におきましては洋陶の購掛、洋陶のコップ、それから柱掛け鏡、それから浪曲会のポスター、この品名でございます。これらは大体配分を見まするというと、大体各県に大体まあ公平に按分されておるのでございまして、ただ和歌山県につきましては当時水害関係等で相当多額の金が流れておりまするので、これを吸収をする、貯蓄方面、保険関係方面に吸収をするという目的、もう一つは婦人団体の貯蓄を奨励する、こういう意味におきまして婦人団体の貯蓄関係の団体が結成されつつあったような状況でございまして、それらの観点からいたしまして、多少の増査定をいたしておりまするが、全体から見まして不合理な配算はしておらない。また先ほど申し上げました貯金関係、保険関係の奨励経費につきましても、大体各府県も合理的な配算がなされておると見受けられましたのでございます。従いましてそのような特に和歌山県だけにたくさんのものがいったというような事実はございません。それから浪曲会でございまするが、これは和歌山県、滋賀県、奈良県等で開催しておりまして、和歌山県だけにこれをやったという事実もございません。
なお今の物品あるいは、ポスターに名前が入っておりますが、これらも実はその例がないということではございませんで、そういう例も、多くはございませんが、ちょいちょいございまして、特別にこれが問題になるというような点も見受けられなかったのでございます。ただし先ほど大臣から申し上げましたように、時期等につきましてあるいは注意すべきではなかったかというふうに考えておる次第でございます。