鳩山一郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(鳩山一郎君) 鈴木君の御質疑に対して答弁をいたします。
総辞職をいたしました理由は、与党の基盤が変ったからであります。総辞職をいたすのを妥当と考えました。鈴木君の、政権の移動は総選挙によるべしとする民主的ルールについても、鈴木君の御意見には、私は原則としては賛成であります。むろん、チャーチルがイーデンに譲りましたような場合は、この原則の例外をしておりますが、原則としては鈴大君の意見に賛成です。しかしながら、このたびのは政権の移動ではないのであります。この民主的ルールの適用は受けないと考えます。(拍手)このたびの第二次内閣が第三次内閣になったのが政権の移動でない限りは、政権たらい回しというあなたの御議論は適用はないのです。これは間違っております。(拍手)
日ソの交渉につきましては、日ソの国交の正常化、すなわち、戦争状態終結確定の自体を作るということが日ソ交渉の目的であることは当然であります。日ソ交渉の目的が変更したということはございません。戦争のない状態にするのには、抑留者の帰還とか、あるいは領土の問題とか、占領されておる土地の返還とかいう問題は、この正常にするという問題の中に当然含まれているのでありまして、決して目的を変更したというわけではございません。(拍手)
第三に、基地の拡張についての御意見がありましたが、これは安保条約の義務の履行をやるのでありまして、しこうしてまた日本防衛の必要上やるのでありまして、実施について国民を圧迫しないように、できるだけの骨折りをするということは当然なことであります。(拍手)
〔国務大臣重光葵君登壇〕