永田昌綽の発言 (国土総合開発特別委員会)

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○永田参考人 機構の問題のことは私にはわかりません。
 基礎調査の足りないことはまことに痛感しております。
 第三点のこういう公庫のようなものができた場合には、いわゆる利権屋——厳密に言うと、どういうことかわかりませんが、利権屋がこれをどうこうしやしないか、こういう御懸念のお話がございました。私は北海道で当時特殊銀行——やはり政府の息のかかった特殊銀行でありましたが、北海道拓殖銀行に三十数年間勤めさせていただきまして、みずから北海道の開発金融に当った経験を持っております。今度の公庫法案というものは、昔の拓殖銀行の機能をさらに拡張して、公庫が出資をし、あるいは債務を保証するという点において、拡張はされておるという点はございますが、大体は拓殖銀行に似たような存在であります。そこで私の三十数年の経験を申し上げますが、その間に北海道におきまして、いわゆる利権屋さんのために事を二、三にされたという経験は一つも持っておりません。今日時世がだいぶ変っておりますが、公庫の理事者となる、公庫を経営される人間さえしっかりしておれば、こういうことは問題じゃないと思います。私は自分の経験から、そのような心配はいたしておりません。

発言情報

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発言者: 永田昌綽

speaker_id: 5554

日付: 1956-03-30

院: 衆議院

会議名: 国土総合開発特別委員会