小平忠の発言 (国土総合開発特別委員会)
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○小平(忠)委員 若干お伺したいのです。三宅さんから、全般的な、さらに基本的な問題について御質問がありましたので、私はきわめて具体的な問題についてお伺いしたいと思ったのであります。実は私のお伺いしたいことは、この公庫の運営を適正かつ合理化ならしむるために、昨年券以来いろいろ審議会でも議論して参りましたが、その当時、参与会から経営委員会に変り、さらに管理委員会になっておったものが、この原案にはないという点においてお伺いしたがったのであります。この点につきましても、当時の小委員長である永田さん、開発審議会会長の黒沢さんからも御意思の御発表があったのですが、さらに私はこの点につきましてお伺いいたしたいと思います。
最初に永田さんに、特に公庫法案が国会に上程されるまでのいきさつからいって、北海道産業振興開発公社の小委員長という立場でまとめてこられた方でありますから、私はお伺いしたいと思うわけであります。実は最初公社の案のときには、いろいろ議論がありまして、権威者が集まって五人の小委員の方が作られた。その際最初は参与会というのがあったわけであります。この参与会というものについて、いろいろ議論されました結果、これはどうしても経営委員会がいいのである。そこで当時の経営委員会の性格というものの中に、この経営委員会は、公社の業務の運営に関する重要事項を決定する機関である、こうきめつけているわけです。そこでこの重要事項を決定する機関となった場合に、この経営委員会と理事長というものの権限はどうなるのか、混淆しはしまいかということを、この速記録の中にもありますように、私は小委員長であるあなたにお伺いしているわけです。ところが、それは法制局とも相談をし、いろいろ国鉄その他の公社の案とも照らしてみると、これは決して差しつかえないのである。これは人の運営の妙を得ればいいのであって、差しつかえないのであるということから、審議会では満場一致六月に決定をして、政府に建議したわけであります。ところが、その後自民党の廣川委員会ができ、政府与党の方でも検討せられて、この北海道産業振興開発公社案なるものが、政府の方から、建議があったけれども、いろいろ検討した結果、別冊のように北海道開発公庫にいたして、その経営委員会は今度は管理委員会に名前をかえて、そして再び諮問があったわけであります。このときも一応議論になりました。しかしその管理委員会のときには、経営委員会と若干性格が変りまして、いわゆる議決機関というものが削られているわけであります。これこれの事項については管理委員会の議を経なければならぬというふりに、非常にこの運営の方法が変って参っております。そういうことから、当時審議会といたしましても、この考え方についてやはり満場一致賛成を見ておるわけであります。特に重大なことは、政府並びに与党である自民党も、その管理委員会は、従来の公社案のときのような議決機関という字句が削られて、すなわち、重要事項については議を経なければならないというふうに若干変ってきておることもありまして、一たん政府からそういう形で実は諮問があった。そこで私は、公社というものと金融機関というものとはだいぶ変ってきているから、永田さんはまあいいではないか、こうおっしゃられたのでありますが、私はどうもその点理解できないのであります。何か特別な事情でもありまして、この管理委員会がない方がいいのか、当時のお考え方と、今日何か理由があってお考え方が変られたのか。その点を当時小委員長としてまとめられた立場から、特に永田さんにお伺いいたしたいと思います。