後藤博の発言 (地方行政委員会)
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○後藤政府委員 お尋ねの借りかえ債の八十億でありますが、これは政府資金三十億、公募五十億であります。これを八十億の数字にしましたのは、政府資金及び公募債の償還の額を大体中心にして考えたわけであります。
まず公募債の方から申しますと、公募債の三十一年度に償還すべきもののうち、最後の年度に来ておりますものが大体百億ございます。これは従来の契約が八分五厘で五年ということ広であります。一般の縁故の公募債は五年の均等償還になっております。最後の年度に来ておるものが約百億ございますので、そのうちの半分程度を延ばす——全額を延ばすということも考えられないことはないのでございますけれども、安全率をとりまして、約半額を延ばそう、こういうふうに考えたのであります。
それから政府資金の方は、原資とのからみ合いの問題がありまして、御承知の通り郵便貯金が伸びませんので、来年度の政府資金の量は本年よりもだいぶ減っております。郵便貯金で百億以上減ぜざるを得ない事情になっております。従って原資がありませんので、さらに借りかえ債で原資を使いますと、一時借り入れの資金にも影響して参りますし、他の投融資にも影響して参る、こういうことで三十億に下ったのであります。五十億ぐらいはわれわれほしいところでありますが、そういう資金の事情によりまして、三十億になったのであります。これも一番最後の投融資計画の決定のときに三十億だけふやしてもらいまして、きまったのであります。
これを実施いたします方法といたしましては、政府の関係は問題はないと思いますが、民間の借りかえというのは、それぞれの団体と金融機関との間のいろいろな事情がございますので、先ほど申しましたように、全部を借りかえるということは困難であり、それで安全率を五〇%くらいに見たのであります。従って銀行協会、金融機関と相談をいたしまして一定の約束をいたし、その約束を基礎にして、それぞれ公債費の多い団体について個々の問題として借りがえをしていきたい、かように考えております。