吉田清の発言 (地方行政委員会)
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○吉田参考人 経費がどのくらいかかるかということにつきまして、これだけかかるということはその地方の実情でいろいろございますので、きまった数字を申し上げることはきわめて困難な状況でございます。しかし大体の見当をつけるという意味から、昭和三十四年度、第十四回の大会を希望し、また内定しております熊本県の経費につきまして簡単に御説明させていただきます。もちろんこれから申し上げます数字は、熊本県から出ました数字でございまして、この数字はまたいよいよ開催を決定いたします前に、あらかじめ必要なものと削除すべきものにつきましてよく協議しなければならないという前提のもとでございます。
熊本県の場合は、全総額二億七千万円というのを計上しております。そのうち施設に要する費用が約一億八千万円、運営費用がその残りの九千万円ということになっております。そこでこの施設の費用の一億八千万円というものは、一体何に使うのだろうという内容を見てみますと、一番大きいのは熊本市と水俣市と山鹿市に公民館を作ってその公民館を体育館に兼用して、保健体育の振興と公民的な利用に供するということで、それが両方合せますと七千四百万円になります。そういう費用のほかに、さらに学校の施設として使う費用を中身をよく見てみますと、全体で熊本県で三十種目ばかりの競技をやりますと約四十カ所を使います。その四十カ所のうち半分の二十カ所は学校のグラウンド、学校の体育館を使うのであります。従いましてそれを使うに当ってそのまま使えるところと幾らか補修をしなければならないところもございます。これらの費用が約五千五百万円ほどになっております。そのほか。プールを新設する費用二千六百万円、それから山小屋を作ったり、ボートのコースとして電力のダムを使う費用があるわけでございまして、すべてで一億八千万円になりますが、このうち国体が来ようと来まいと、学校の補修をしなければならない五千五百万円を別に考えますと、一億二千五百万円という費用になって参ります。この一億二千五百万円のうち、市の施設として計画してる公民館、それを差し引きますと、結局ほんとうに国体の費用として要る金は約五千万円となって参ります。しかも熊本ではそれを四カ年をもってこれから準備していこうというわけでございます。算術でこれをやっては無理な点がありますが、一応の御参考までにそれを四カ年計画でやるといたしますと、ほんとうに国体の要る費用は一千二百万円、それからこれを一市でやるのではありませんで、県下全体の市、熊本の予定しておりますところは八市ございますが、それで分担いたしますと、平均百五十万円程度になって参ります。もちろん今のは施設費でございまして、これに運営費が約八千万円か九千万円か見積ってあるわけでございます。これらにつきましても、中味をよく県側と相談いたしますと、もう少し減少し得るものだと信じているようなわけであります。