門司亮の発言 (地方行政委員会)
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○門司委員 資料が不十分であるということはまことに親切がなさ過ぎる。入院して治療するのを医者は無料でやっているわけではないでしょう。医者の責任もありますよ。だから治療した場合はちゃんと何か書いてあるにきまっております。名前が多少違っておっても——あるいはどさくさのときに少しの軽傷くらいで、何かほうたいをして軽い治療だけで帰った諸君の名前はわからないかもしれない。しかし少くともここに書いてある七十何人かはどうなってけがをしているかというくらいはわかるはずです。いまだに入院しておる者もおりますし……。今までの報告ではそうなっている。だから要求した資料だけは正確なものを出してもらいたい。わからないものはわからないでいい。それがまるきり調査してない。こういう不誠意なことでは、いつまでたってもこの問題は解決しません。警察官自身が当然行わなければならぬ義務行為なんだ。その義務行為を怠っていて、それでいいんだという理屈は成り立たぬと思う。むしろあなた方が調査されるよりも、あなた方の部下である警察官がその届出の行為をする義務があると思うのです。非常に混乱しておったときだから、相手方がだれだかわからぬという言いわけもできるでしょう。しかしそれができなければそれとして、完全にわかっておるものくらいは報告していただかないと結末がつかない。あなた方のけがした人間だけはきれいに出ておって、一般のけがさしたものに対しては責任を負わないという態度はよくないですよ。一般に負傷さしたことについて警視庁はどう考えておるか。それでいいとお考えになっておるのか、行き過ぎがあって済まなかったと思うのか、その点をこの機会に一つ明確にしておいていただきたい。