船田中の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(船田中君) 私は決して責任を回避するようなことを申してはおりません。米軍から多量の弾薬を受領いたしまして、その保管につきましては最善を尽しているわけであります。(「何を最善を尽している」と呼ぶ者あり)しかし先ほど申し上げましたような事情もありまして、いかに最善の努力をいたしましても、そこに気候の変化、気候の違い、あるいはその他の事情によりまして不良品が出てくるということは、これはどうしても免れない事情でございます。今、記事が出たから調査をしているのではなくして、私自身も本年の一月末に北海道へ参りましたときに、東千歳の弾薬庫を見ております。それは理想を申せば、りっぱな永久的な施設を作って、そうして保管すべきであると存じますけれども、これはまた相当に金のかかることでございますから、従ってそういうことができません。そこで土壕を築いて、ハットメントを建設して、そうしてその中に保管している、これが普通の状態であれば相当保管のきくものが、ことさらに雨が多かったとかあるいは雪が多いとかいうような関係で、さびが出るとかいうような事態も起ってきているわけであります。そういう事態が起ってきておりますから、そこで米軍側の方においては支障のなかったものが、日本に受領して、日本において保管する場合において、一本の特殊の事情から、命数においてもだいぶアメリカと違ってくる、こういう場合があるのでございまして、そういうようなことについては、こういう危険物でもございますから、十分注意をいたしまして従来もやっております。しかし今後におきましても、最善の努力をして、保管の責任を全うするようにしていきたい、決して私は保管の責任を回避するとかいうことを申しているのではありません。実情を正直に御報告申し上げている次第であります。

発言情報

speech_id: 102414889X05219560525_006

発言者: 船田中

speaker_id: 17484

日付: 1956-05-25

院: 参議院

会議名: 内閣委員会