江田三郎の発言 (内閣委員会)

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○江田三郎君 それは官房長、あなた少し虫がよすぎているのですよ。たとえば、具体的に申し上げますと、私の郷里の岡山県に旭川という川がある、ところが下流の岡山市に工業用水をとる場合になると、しばしば旱魃を起したものです。ところがそこに旭川ダムというのができた、その上流にさらに湯原ダムができた、その二つのダムによって、大体下のダムからあとに流れてくる水というものは、洪水時は別にして、年間コンスタントに水が流れてくるわけであります。それによって工業用水の方も、夏どきの旱魃ということがないのです。ところがその隣りに吉井川という川がある、これにはそういうようなダムができていない、従ってしょっちゅう水の問題がやかましくなって、去年あたりも、鐘紡であるとか、いろいろ印刷庁の工場であるとかというのは、水に相当困られたわけです。そこで二つのことを比べてみると、ダム建設はちゃんとできて、農業用水なり飲用水がよくなると同時に、工業用水がよくなるわけです。従ってこれは当然そういうような施設を作るときには、工業用水関係としてもアロケーションを持つべきだということは、私は当然言えると思うのです。これはちょっとあなたの方が図上作戦だけで実体に触れていないと思う、そうじゃないですか。

発言情報

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発言者: 江田三郎

speaker_id: 15641

日付: 1956-05-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会