千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 われわれはいつでも災害があった場合に、ことに北海道とか東北地方という所は私が申し上げるまでもなく非常に経済力の貧しい所であります。それにかてて加えて災害が年々やってくる、これに対する対策というものはまだ応急的なものは十分に施策できておらない、今度のような災害を受けた場合においてはすぐ行き詰ってしまうのでありまして、この前の十勝沖あるいはオホーツク海の災害に際しましても、ワクはせっかく農林省ではあっせんして下さった、ところが現実において被害を受けた漁業者が何とかしてそれによって復旧できるものと、こういう信頼を持っておりますけれども、現地における実際の系統機関の金融機関なりあるいはその他の金融機関がプロパーの資金を使わなければならないという現実に即するというと、なかなか思うように貸してくれない、ワクはきまっておるけれども、実際のところ末端には、ほんとうに苦しいところへは届いておらない。これはわれわれから言いまするというと、まことに政治の貧困というよりほかはないのでありまして、この面を、ほんとうに苦しい末端の業者を救うという、あるいは復旧させる、こういうかゆいところに手の届くような施策をしていただかないというと、ほんとうに復旧はできないし、生きてこない。でありますから、私から言いますれば、こうした融資に対しては、特にひもつきの融資をしてもらいたい。そうでもしない限り、償還のできる組合はすぐに借りることができるけれども、実際苦しいのは零細漁民であり零細農民である。この人たちはなかなか返せない。それに対する施策をはっきりしていただかないというと、せっかくワクはきめていただいたけれども、現実においてはその恩恵に浴することはできない、これが実情であるのでありますので、この際この点をはっきりやっていただく方法を考えていただきたい、これに対してはどういうふうなお考えを持っておられますか。