千田正の発言 (農林水産委員会)

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○千田正君 一つはこの漁具の問題でありますが、定置漁業者が大部分——ほとんど今度の場合は各県の定置漁業者ともその網、施設が全部流されている。この際従来は綿糸網をやっておった小型定置の人もあるのでありますが、この人たちは零細に近い方々なんです。この際化繊に切りかえていきたい、こういう希望がどこの県にもあるようであります。私自身現地を視察して歩いて、至るところからそういう要望を伺って参ったのでありますが、こういう際に際して何らかの方途を考えておるかどうか。同時に化繊に切りかえてやるという場合に、いわゆる先ほどお話の通りの災害復旧であれば、原形復旧を主体とすれば、綿糸で定置をやっておった者に対しては綿糸に対する融資しかできない。そうでなくて、むしろこの際化繊に切りかえるのだ、そうして漁業経営をもっと効率的に上げていこうという——災害を契機として禍いを転じて福にしようという、そういう生産意欲に燃えている。こういう漁民を救う意味においても、この化繊に切りかえる場合の措置をどういうふうに考えるか、こういう点どういうふうに考えておるか。
 もう一つは、この漁船保険に入っておらない小型の漁船が今度は非常に多い。一トン、一トン半なり、およそ五トン以下の船の流失は至るところであります。こういう零細漁民の漁船に対するところの対策はどういうふうに考えておるか。この二点をまず伺いたい。

発言情報

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発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1956-01-30

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会