森八三一の発言 (農林水産委員会)
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○森八三一君 ただいま議題になりました韓国ノリの輸入につきましては、たしか昭和二十九年に本件が問題になりまして、その当時本院の水産委員会におきましては、国内の沿岸における零細ノリ漁民を保護するという立場、並びに国内の資源を開発するというような観点からしまして、原則としては韓国ノリの輸入は禁止すべきである、しかしながら、諸般の事情を勘案いたしまして、やむを得ざる事由、たとえて申しますれば、国内生産量と需要量との関係において不足をいたしますような場合等におきましては、その最小限度を定めて輸入をすることもやむを得ない、しかしながら、その場合といえどもあくまで生産者の納得する方法によって輸入さるべきである、というような趣旨の決議を行なったのでございます。この決議に基きまして、通産当局におきましても、水産庁の当局におきましても、自来善処を願ってきておることは存じておるのでありますが、三十年に至りまして、さらに本件が問題になりまして、当委員会におきましても前後三、四回の審議を重ねまして.昭和三十年における輸入数量は一億枚以内において実施さるべきである、当然その一億枚の輸入につきましても、生産者団体の納得のできる方法によってそのことが推進されなければならぬということの決定をいたしまして、当局にその取扱いを求めて参ったのでありますが、その後における経過は一体どうなっておりますのか。通産当局及び水産庁当局から、第二十臨時国会において論議されましたその論議の結論というものは十分御承知になっているはずでありますので、その論議の結論に基いてそれぞれの手続が推進されておるものと存じますが、経過は一体どうなっているのか、その点をまず最初にお伺いいたしたいと思います。