曾禰益の発言 (予算委員会)

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○曾祢益君 ソ連との間に戦争状態をすみやかに終結するあるいは終結を確定するということの必要については、これはもう私は全国民一致していることと思います。それはしかし方針であるとともにもちろん願望でありまするが、ただいまの総理のその気持がどういうふうにここに発言に表われているかといえば、戦争状態終結の宣言をしたいというようなことから始まってきて、戦争終結の宣言をすれば当然にそれと同時に抑留者を帰さなくちゃならぬ、つまり戦争状態終結宣言をまずやってもらう、こういうことははっきりとあなたは言っておられる。方法論にまで触れられておるのです。終結の状態が望ましいというのじゃなくて、その方式に――どういうふうに実現するかについては終戦宣言をやるという方式と、それから平和条約方式があるわけです。あなたが明瞭にこの際終戦宣言をまずやってもらうことから始まる――終戦宣言だけで懸案は全部解決しないでいいということは確かにこれは言っておられません。しかし、同時に終戦宣言を出してもらうことから始めるということは、これは新聞記者がそう想像したのじゃなくて、あなたの言葉の記録がそう示しているのですから、終戦宣言を向うから出してもらうことによって始めるということはあなたの言われたことなのです。今日でもその方式を賛成されるのか、それともそのときは言い方が悪かったから、終戦宣言を出してもらう方式でなくて、平和条約によって解決するのだと、終戦状態を確立するのだと、こういうふうにかえられたのか、これに対するはっきりとしたことをもう一ぺん御答弁願います。

発言情報

speech_id: 102415261X00519560215_012

発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1956-02-15

院: 参議院

会議名: 予算委員会