曾禰益の発言 (予算委員会)

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○曾祢益君 私は政治家としては説明された方がいいと思いますけれども、されないというのでありますからこれは水掛論だからやむを得ません。そこで今後の交渉に当って私は重要な件として考えておるのは、前の国会の際も参議院の予算委員会で御質問いたしたのですが、自民党の緊急政策でそのままいくならば、これは領土問題についてはっきりした線が出ておるのです。つまり南千島まで必らず返さなければいかぬ、そして更に新聞の伝うるところによれば、昨日閣議において外務大臣から、松本声明とも言っておりまするが、十日ころのマリク・松本会談における松本全権の主張、この線を確認して譲らない、すなわち歯舞、色丹はソ連の言っておるような、日本に返還する、譲渡するというようなことは、これはばかばかしいことであって、これはもちろん返還させる、南千島までは返えさせる、それ以外の土地については国際会議できめる、この線を確認して譲らないということを閣議で決定した、こういうことを伝えられております。しかし閣議で決定するまでもなく、私は自民党の緊急政策によれば、そういうようなぎこちのない領土問題で交渉がデッドロックにぶち上げるようなことをはっきり決定しておると思うのです。その自民党の緊急政策の領土問題に関する条件を、総理はあくまで守って行かれるのかどうか。この点を総理から御説明願いたいのであります。

発言情報

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発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1956-02-15

院: 参議院

会議名: 予算委員会