森誓夫の発言 (商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会)

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○森説明員 電源開発の場合は、たとえば佐久間のダムを作ったときは、その湛水地域の下には久根と峯ノ沢の二つの鉱山の鉱区があるわけでありますが、この採掘が非常に困難であるということで、それに対する補償の問題で今両当事者がいろいろ話し合いをしておるということでございます。佐久間のような大きなダムの場合には、鉱業権者としては、鉱業権がその結果制約されるからそのダムを作られては困るというような反対はいたしておりません。この点では鉱業権の方はおりたのでありますが、あとの補償の問題でそういうことになっております。
 それから今度は国立公園といいますか文化財の関係で一番顕著な例は阿寒です。阿寒の景観を保護しようという国立公園審議会の主たる意見と、われわれの硫黄を掘ろうという鉱山の意見とが対立いたしております。これは相当もみにもんだ結果、景観を害しない範囲でとにかく硫黄を掘ろうということになりまして、一応五カ年間の操業を許可しようということになりまして、今日まできております。ことしの暮れがちょうどその五年の期限が切れるととろで、あとどうするかということでただいままだ国立公園審議会でもんでおりますけれども、大体はまず期間を延長してもらえるという状態になっております。しかしこういう場合には、どうも経済の考えが割合に希薄な方々が中心になって審議されるので、われわれとしては相当苦労をいたす状態であります。

発言情報

speech_id: 102504514X00119561203_023

発言者: 森誓夫

speaker_id: 19417

日付: 1956-12-03

院: 衆議院

会議名: 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会