正木清の発言 (運輸委員会)
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○正木委員 議事進行に関して。運輸当局の発言中でございますが、議会の中でも財政通の第一人者をもって任じておられる運輸大臣であり、海運行政についてもかつて運輸省の中でその方の専門を担当した新政務次官を迎えた当委員会でありますから、私は本日のこの運輸委員会に対しては大きな期待を持っておりました。従って大臣から、大臣としての運輸省所管について一二十三年度の行うべき新しい事業計画についての御発表があったわけです。それに基いて一から八までのこの重要施策要綱の書類が配付になったわけですが、お伺いしておると、運輸当局は一から八まで詳細にこの重要案件についての御説明を始めたわけです。御説明を始めた限りにおいては、私どもも一から八まで各項目についてこれは御質問を申し上げるということは、議会運営上の慣例なんです。その点については、私どもは当委員会の理事会においてさような決定を見たというようなことは承わっておらないわけです。本日、私どもは承わっておりませんが、委員長と当局との間で話し合いをつけて、さような議事運営の仕方をするとするならば、あらかじめ委員長からその旨をわれわれに明らかにしていただかなければならない、これが一点。
第二点については、一から八までの要綱については当局から詳細のお話がある限りにおいては、この一から八までの中に、大臣としての新しい構想に基いた事業計画はあるけれども、大半は戦後十二カ年間当委員会において、毎年々々繰り返された重要案件が非常に関連して多い。だとするならば、当然一から八までの具体的な事業計画、それに伴う予算処置、そういう参考資料を配付すべきことはこれは当然なんです。それに対して、その上に立って、日数はどのようにかかろうとも、当局がそういうような処置で臨むのであるならば、われわれは一から八まで各項目に基いてその具体的な事業計画、予算の裏づけ、資金の裏づけ等について、これまた質問するのは当然の義務であり、また権利でなければならぬ。そういう点について委員長と事務当局の間に話し合いがついているのかついていないのか。つかないでただ単にこの要綱に基いて事務当局の方から御説明を承わっておったのでは、これだけできよう一日かかると思うのです。けさの委員長からの話では、でき得るならばきょう一日で当委員会は打ち切ってもらいたいということであった。私どもは一日では少いのではないか、少くともあすくらいはやるべきではないか、こういう意見の調整がついてこの委員会が開かれた。その点についてどういう一体打ち合せになっており、運輸当局としてはどのような書類上の準備があるのか、その点をあらかじめ私どもははっきり承わった上に立って、あなたのその具体的な説明を聞くことにしたいと思うのです。それでなければ、私どもはただこうして聞いておるだけでは、まあ失礼ですが大した意味がないような感じがするのです。説明をするのであるならばするように、詳細な事業計画及び資金の裏づけ、予算の処置、大蔵省との折衝の内容等も、場合によっては秘密会にしても聞かしてもらいたい、こういう感じを受けるのですから、その点どういうふうになっているか、委員長並びに運輸当局から一つお答えを願いたい。