1957-06-11
衆議院
樋口重雄
商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会
樋口重雄の発言 (商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会)
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○樋口参考人 ただいまお尋ねの点でございますが、先ほどちょっと申し上げましたように、経団連で三十一年十一月二十七日付の建議といたしまして、海外投資保険制度の改正に関しまする意見が出ておるわけでございますが、これは海外投資利益の損金保険ということと、その投資した元本の保険という二つの問題でございますが、その補てん率につきまして、先生方も御承知と存じますが、従来元本保険につきましては、補てん率六〇%、保険料が一・五%となっておりましたのが、先般七五%、保険料率は一・二五%というふうに改められた次第でございます。経団連といたしましては、補てん率を九〇%、保険料率一%以内に改めていただきたいという希望を出しておるわけでございますが、私ども鉱業会社も、この経団連の提出いたしました希望につきましては協議を重ねておったわけでございまして、できますれば、アメリカが実施いたしておりますように、補てん率一〇〇%、保険料率は〇・五%以下といったようなことにしていただければなおさら喜ばしいことだと思いますが、現在経団連で補てん率九〇%、保険料率一%以内といったような希望を出しておりますので、この料率の算定その他につきましても鉱業界として参画しております。現在の希望としては、こういう点、経団連の希望をそのまま私どもの業界における希望と御承知おき願ってけっこうだと存じておるわけであります。ただ先ほど来申し上げましたように、これは投資に関する保険の問題でございまして、私どもの実情といたしましては、先ほど来申し上げましたような技術者の派遣、労務者の派遣、そういったもに対しまする何らかの政府の裏づけ、今鉱山局長から御説明がございましたように、ボリビアその他に関しまして通産省としては全面的な各種の御援助をいただいておりまして、その点につきましては、私ども非常に感謝いたしておるわけでございますが、私どもが望みますことは、なお一歩進みまして、政府資金のバックで、たとえばドイツがボリビアにおいて実施しておりますような派遣技術者の給与を政府が負担するといったような抜本的な政策を実施していただいたら、鉱業界のみならず日本全体の今後の海外発展のゆるぎない基盤を作るという意味において、慶賀すべきじゃないかというふうに考えておる次第でございます。