1957-06-11
衆議院
佐々木良作
商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会
佐々木良作の発言 (商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○佐々木(良)小委員 そういうことならいいと思いますけれども、外貨問題がややこしいときですから、その面からの制約は非常に強く、必要な技術であるかないか、不急不要ではなかろうかというような話がきっと出ると思います。こういう新しい機械はどんどん入れた方がいいですから、なるべく早く入るようにやった方がいいと思います。昔の例をあげて恐縮ですけれども、土建機械でも、森さん知っている通り、ずいぶん僕はひどい目にあった。あのときおくれずに入れたらもっと利用できたと思いますから、どうかこういう新しい機械は早く入れるように段取りしてもらいたいと思います。
それから同じことになりますけれども、今の話に出てきましたか、岡田さんの話と森さんの話を総合してみても、もうこの辺で腰が落ちつくようにしないと、会社は年がら年じゅう来年度予算来年度予算で、政府の方は会社の方に責任を負わせ、会社の方は政府に責任を負わせて、予算、つまり金の見込みがつかないから事業計画が立たない、事業計画を立てないから金の見込みをつけない。去年の暮れから先ほどの十八億、十五億の話でずいぶん質疑応答をしておるところなんですけれども、もうそろそろ機械一つ買うのにも、はやもう来年度予算はどうかという心配を岡田さんもしておられるらしいし、五カ年計画を云々するについても百万キロリッターでわいわい言って三年たって、もう一年すれば五カ年計画も終りになるような段階まで来ているのですから、もうそろそろ——会社もまぐれ当りにしても当り過ぎるほど当っている。ですからこの辺でほんとうにあと二、三年を力一ぱい実力を発揮できるように、年がら年じゅう会社が事業計画を立てようと思えば予算の制約を受け、予算の方はまた事業計画を出してこい、こういう五カ年計画を遂行する会社として生まれておりながら、どっちが責任があるかわからぬような態勢から抜け出してほしいと思うのです。これはいつまでいってみてもいつも同じようなことなんですけれども、この辺でこの五カ年計画の性格——電源開発にも言っているのですけれども、五カ年計画がこういう経済情勢によっていつでも毎年半年ごとくらいに変ってくるような計画でなしに、見通しというものですけれども、政府の諸経済計画という中で、基本的な長期の計画というものはもう僕は一般から抽出して、なんぼ自民党の政府でもそれをちゃんと軌道に乗せて計画をやらなければナンセンスだと思う。電源の方にも強く言っておきましたけれども、今投資したからといってすぐにあした効果が出るものではない。しかしながら今投資しておけば今度必要なときには投資せぬでもいいくらいになるということでありますから、どうしても結果が二年なり三年なり、あるいは五年なりあとに出るものを、そのときの経済諸情勢によって変化ががたがた来たのじゃどうしようもないと思います。そういう意味で岡田さんの方は一生懸命そうだと思ってわいわい政府の方に言うておられるんだろうし、政府の担当者は担当をされている限りはその立場で言っているんだろうと思うのですが、一、二年すたうちに役所の方も変ってしまうんだろうと思いますけれども、もういいかげんなところにきていると思いますから、十分その辺の注意をされて来年度計画には予算と事業計画のイタチごっこみたいなことがないように十分措置をとってもらいたいと希望を申し上げておきたいと思います。
特に五カ年計画の性格決定がもう少しがっちりいかないものですか。今のところ閣議了解か何かそのままじゃなかったですか。ほかの電源開発や何か三つ四つ五カ年計画的なものがありましたね。それと石油の五カ年計画というのは何かちょっとずれているように思うのですが、その性格は同じくらいになっておりますか。なっておらなければ早く同じような性格に持っていって恒常性を持つようにしてほしいと思います。