中井徳次郎の発言 (地方行政委員会)

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○中井委員 今だんだんとお話を承わりましたが、栃木県あたりでは三百円と五百円の間、あるいは八百円と千円の間の取扱いの件数は非常に少いという御意見でありましたが、そういうことは私どもも大体想像はつくと思います、つくと思いますが、旅館業者あるいはそういう人たちか計算になれておらぬ、こういうこともこれまでに一般的には言われておったと思いまするけれども、しかし今度の改正案は別にそうむずかしいことではありませんで、たとえば九百円の市費であれは一割なら九十円、半分ならば四十五円、これは小学生でもできるであろうと私は思います。また旅館業者といえども所得税も事業税も納めておるし、毎日領収書の計算もしておるのでありまして、一割なら楽で五分では非常にむずかしいということは、どうも私どもにはわかりません。根本は事務に藉口して税率を上げるというようなことは、日本の税体系では私はほとんどないのじゃないかと思う。事業税など今度下げまして八分を六分にした。八分より六分の方が計算がしやすいというふうに考えるのと別に変りはないので、この点はどうも私どもは納得できないのであります。しかしこれは後藤さんに申し上げても仕方がありませんから、今後私ども政府を相手に論争を展開するつもりであります。
 それともう一つ後藤さんの御意見で、栃木県は非常に成績がよろしゅうて九九%集まった。これについては業者との間に非常に円満に行っておる、これは事実であろうと思います。全国ともそういう形をとっておられるんじゃないかと思います。そうなりますと私はこの税率のごときはあまり問題でなくなるようにも思うのであります、大体各組合で組合長以下集まっていただいて意見を徴して、この店なら大体この程度上げるように一つ努力してくれというのか、請負みたいな形で、公給領収書と請負との間のバランスをいかにとるかということが困難だと思いますが、現実の問題としては私はそういう形でこれまできておられるのではないかと思いまして、その点についてとやかく申し上げるわけではありませんが、そういうわけでありましたならば、なおさら率のことは第二義的になってくるのではないか。私ども社会党といたしましては遊興税と飲食税とに分けてしまったらどうかという基本的な考えを持っておりますが、それはとにかくといたしまして、遊興税三割が一割五分となるというふうに、上の方は半分になるのであります。下は倍になる。こういうことはどうも税体系として納得できませんのでお尋ねをいたしましたが、九九%お集めになってやっておるということにつきましては、私が想像いたしまするのに、やはり業者と県の税務当局との間にいろんな御懇談の機会や御指導の機会がおありだろうと思うのでありますが、その実際のやり力はどういうふうにしておりますか、もう一度伺ってみたいと思います。

発言情報

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発言者: 中井徳次郎

speaker_id: 13123

日付: 1957-03-12

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会