中川融の発言 (農林水産委員会)

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○説明員(中川融君) これはすでに相当長い間の問題でもあるのでありますが、漁夫の釈放を実現する、引き続いて約一カ月の後には日韓会談を再開する、第四次会談を再開するということで話を進めたのであります。で、根本原則については、もちろん異存はないのでありますが、具体的にどういう形で、どういう方式でということで、書いたものでその点をはっきりしようということで、書いたものの交渉がこの二月以来行われておるのであります。その書いたものの話し合いもほとんど全部妥結しておるのでありますか、二つの点につきまして、まだ意見が必ずしもつかない点がある。
 二つの点と申しますのは、結局、今度向うから漁夫が帰ってくるということになるわけでありますが、その帰ってくる漁夫の人たちが韓国側の国内法による刑を終えた人で、今大村に抑留されておる者というような字句や使うか使わないかという点が、一つの点であります。第二の点は、将来再開される会談におきまして議題となるこの財産権の問題につきまして、この点についてどういう表現の字句を使うか。これは内容にまで立ち至っておるわけではありませんけれども、財産権の問題を今後の会談で協議するというこの書き方についての点と、この二つの点で、われわれの気持としては、将来の会談を開いて根本的に懸案を解決する際に、少しでも日本側の不利になるようなおそれのあるような字句は、この際一切使わないというような基本的な考え方でありましたので、少しでもそういう疑いのあるような字句の表現は避けたいというような気持から、そういう二つの点につきまして向うと折衝中の点があるのであります。

発言情報

speech_id: 102615007X00319570608_005

発言者: 中川融

speaker_id: 552

日付: 1957-06-08

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会