吉田法晴の発言 (予算委員会)
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○吉田法晴君 自衛の権利がある。これは論理的にはそうであります。ただし・その自衛の方法を軍隊によらないで、外交的な手段、あるいは国連のお話もございましたけれども、国連等により・国連に加入する場合に・自民党は言われておったけれども、実際に国連に加入する場合には、あるいは軍事的な任務を負わなくてもいいということは、はっきりいたして参りました。武力によらないで軍隊によらないで、そうして外交方式により、あるいは国連によって、この安全を守るというのが、この憲法の予定して参ったこれは自衛の方法であります。自衛というものを、これを武力でとにかく自衛をする、こういうことになりますと、これは戦術家あるいは軍事専門家の言うところによると、だんだん広がっていって、これは先制攻撃は最大の防御と言われるように、バイカル湖の辺までもやっぱり広がって参ります。だんだん朝鮮から満州、満州から中国、あるいはとにかくシベリアの方に今申しましたように広がって参る、この軍事的な防衛の範囲というも、防衛線というものは。ですから、武力による防衛じゃなくて、無防備による防衛というのが憲法の精神だと思うのでありますがお話を聞いて参っておりますというと、だんだん昔の日本を守るために、自衛のために戦争をやる。あるいは支那事変が起った、あるいは起したということになりますかに——起った。あるいは大東亜戦争が起った。こういうような感じ、がいたしますが過去の大東亜戦争その他についても、自衛のために起ったやむを得ざる戦争だ、こういう工合に考えておられまするか、それとも全然違った考えを持っておりまするのか、重ねて承わりたい。