中田吉雄の発言 (予算委員会)
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○中田吉雄君 ただいま岸総理も、国連に加盟した現在、国連を中心としてやっていくということを申され、また外務大臣の外交方針演説あるいは各議員に対する質問等をつぶさに読んで検討してみますると、ただいま申されたように、わが国の外交の基調は、民主主義諸国との緊密な協調関係においてやることが、結局わが国の利益に一致するというようなことも申されています。しかし私は、そういう一般的な外交と取り組まれる心構えで必要な点は、こいうふうに内閣がかわって一しかし岸総理もただいま御発言の中に、そういう国連中心でいくが、いろんな点も検討していくというような点もあったわけです。さらにまた岸総理は、対米関係は調整を必要とするし、また安全保障条約や行政協定も再検討の時期にきた、そして近く東南アジアとアメリカを歴訪されて、関係諸国とのトップ・レベルの会談も予定され、そしてほんとうにこれから外交と取り組んでいかれようというような際に、私は、今回提案されたような臨時受託調達特別会計というようなものを設けて、そして艦艇を二そう作るというようなことでは、私はやはりもっと——順序が違うのじゃないか、やはりアメリカを訪問され、そして世界情勢の意見の交換、あるいは安保、行政等の改訂等について意見の交換をされ、その後において、私はやはり、そういう日本の外交方針、防衛方針というような基本的な、岸総理のこれからの方針の一環として、やはり打ち出すような形をされないで、これまでのルーティンと同じような、アメリカからくれるという、ただだからというようなことでは、やはりこれまでの保守党内閣のアメリカとの関係のように、ずるずるとまた、いってしまうのではないか。私はやはり、訪米をされ、いろいろ外交、防衛等の意見を交換され、そして外交と防衛に関する、まあ保守党の長い間の基本方針もあるわけですが、やはり岸総理としてやられようとする、そういう調整をされてからやられてもいいのではないか。これではもうずるずると入っていって、やはり対米関係の再調整というようなことも困難になってくるのではないかというふうに考えるが、いかがでしょう。