中田吉雄の発言 (予算委員会)
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○中田吉雄君 アメリカのアジア政策に対して無批判的に追随するものでないという決意を承わりまして、まことにけっこうなことですが、具体的にそれなら一体対米協力ということはどうなるか。御案内のように、アメリカは一九四七年の三月十二日、昭和二十二年にトルーマン宣言をやり、トルーマン・ドクトリン・コンテーンメント・ポリシー、対ソ包囲政策、一九四九年の四月四月にNATO条約を結んでヨーロッパから、というふうにし、そうして一九五二年の四月二十八日、講和、安保両条約を結び、そうしてとにかくトルーマンの宣言以来、昭和二十二年以来、ヨーロッパにおいてはNATO、アジアにおいては講和、安保両条約をてこにして、対ソ包囲政策をとっているわけであります。いろいろなジグザグのコースはありますが、対米協力、対米協力ということを具体的にいえば、結局トルーマン宣言以来、アイゼンハワー大統領になってもとられているところの、このやはり対ソ包囲政策に協力することが、対米協力ということになってきて、そのことが果して私は、アジアにおいて、岸総理がただいま言われたようなことを矛盾することなしに、アメリカをして日本を通じてアジアにあやまちなく適用させ、そうして平和が保たれるようにいくことができるかどうだろうかということを、あとでもこの問題を少しお尋ねしたいと思いますが、疑問なきを得ないのですが、いかがでしょう。