中田吉雄の発言 (予算委員会)
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○中田吉雄君 この問題は、私の考えはたくさん持っていますが、時間がありませんので申し上げませんが、日本が、日本海なり太平洋なりをはさんで大陸に接し、対岸しておる。こういう際に、ほんとうに防衛を考える際には、もっと具体的に、アメリカがいなければ、軍備がなければ、共産主義諸国の侵略があるのだというようなことでいくことは、具体性もないし、ほんとうに乏しい、自由民主党さんの立場からいわれても乏しい財源で効果的な防衛方針を打ち立てるためには、やはり日本を取り巻く諸国の軍の配備状態というようなことを十分知ることが必要ですが、一体、日本の対岸のソ連、韓国、中国、台湾というようなところは、どれだけの装備を持ち、ほんとに、私の言うように、日本海や太平洋というものは数十個師の安全保障に当るのですが、そういうものを侵しても、そこを渡ってきて、実際アメリカの駐留なしには、再軍備の問題はあとで申し述べますが、一体侵略はあるのか。そういう想定なしには、何らかの防衛方針を立てるには、やはり万一の際を、仮想敵国といっては言い過ぎかもしれませんが、やはり対象があって防衛は立つと思うのですが、また対象なしにはあり得ないと思うのですが、一体その配備状況、どういうものが、アメリカがおらねばほんとうに来るだけの、ソ連なんかの極東の配備状態があるのか、またインド洋を回ってくる力があるのか、そういう具体的なことについて、はっきりしてもらいたい。