吉田法晴の発言 (予算委員会)

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○吉田法晴君 総理は、仲裁裁定をそのまま実現する、完全実施をするつもりである、こういうことを言われましたけれども、実際に出て参っておるものはそうではございません。それから、弾圧方針をとるつもりはない、あるいは低賃金政策をとるつもりはないと、こうおっしゃいますけれども、私が先ほどの質問の中で中心にお尋ねをいたしました松浦労働大臣は、二日、名古屋において、国鉄七百名あるいは全電通、全逓等百人を越える処罰を出す、あとで官房長官はこれは希望的な意見であると、きまっておることではないというお話でございましたけれども、中井郵政大臣においても反対をすると言いますか、あるいは議のまとまっておらぬものについても二名の解雇者、二、三名の解雇者あるいは百名もの処罰者を出したい、こういう言明をしておられるところを見ますと、明らかにこれは弾圧態度、政府部内における意見はまとまっておらぬ、あるいは裁定を完全に実施をしたい、あるいは労使の善良な慣行は作りたいと、こう言われるのでありますけれども、一方において、裁定については、これはあとで問題にいたしますけれども、その完全な実施をしないで、勝手に予算定員と、それから人員の差額による給与の実績はこれを削ろう、そうしてこの労働組合が制限されておりましょうとも、憲法に基く団結権あるいは団体行動権に基いてやろうとする動きに対し、先ほどのような話もまとまらない、多量な解雇者あるいは処分者をもって対抗しょうということは、これは明らかに弾圧政策じゃありませんか。労働大臣、新聞発表について何かきょう閣議で弁明されたということでありますけれども、新聞に出ておりますところは、いずれも各紙トップ記事を飾った弾圧政策です。政府の方針として弾圧政策でないということはどこに言えますか。

発言情報

speech_id: 102615261X02419570507_026

発言者: 吉田法晴

speaker_id: 22988

日付: 1957-05-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会