岡田秀男の発言 (商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会)

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○岡田参考人 当社ができまする前に、通産省の方では、石油および可燃性天然ガス資源開発審議会というものをお作りになりまして、そこで国内の石油並びに可燃性天然ガスがどういう状態になっておるか、これを開発するのにはどういうふうにやったらよいかというふうな御諮問をされまして、その審議会が、石油資源総合開発に関する答申ということで、その中に石油を五カ年計画で掘れば五年後に百万キロリッターできるのだという、一つの基礎調査を出されたのであります。その基礎データに基きまして、当社の設立というものも考えられたと思うのであります。この基礎調査は、もとよりそれぞれ根拠のあるデータに基いてお作りになったのでありまするが、当社がいよいよ発足いたしまして、最近の物理探鉱技術等を取り入れ、また当時におきましては、海等については、ほとんど調査する方法がなかった。従来の地質調査は、主として地層調査、特に丘陵地帯における露出した地層を人間の目で調べるというのが、おもな調査方法であったように思うのでありますが、その後、物理探鉱が非常に発達いたしたのであります。それを当社といたしましても、世界の最高水準のものを導入いたしまして、目下やっておるわけであります。それらの調査をやっていますと、海というものは、最初の五カ年計画には載っておらなんだのでありますけれども、当社で調べてみますると、先ほど私が申しましたように、相当有望なものが海に出てくる。それからまた平原というものにつきましても、従来の調査は、まだまだ十分でなかった点があるのであります。それらを私どもの方で調べてみますると、集油構造、中にほんとに油があるかガスがあるかはわかりませんけれども、ガスなり油なりを持っておると想像されまする構造が方々に新たに出てくるのであります。従いまして、当社設立前においても相当なデータがあった。それを、さらに当社の技術によりまして検討を加えていきます結果、そのデータが新規に追加されるもの、あるいは従来のデータがさらに正確になるもの、これらをわれわれの会社といたしましてはさらに総合いたしまして採掘の順位をきめ、仕事を進めていく。現在の考え方といたしましては、先ほども申しましたように二年間で四、五カ所の油田ないしガス田の卵を見つけておるわけであります。従来、世界の石油油田の開発歴史を見ますと、一番短かいものでも三年半、フランスのパレンチス油田あたりも、調査を始めましてから三年以上たって出ておる。あの莫大なアラビアなり、イランなりにおきましても、あれだけのものがありながら五年かかった。そういう状態で、日本の状況を見ますると、過去における実績並びに先ほど申しました新たに調査探鉱して追加され、あるいは正確さを増してきたデータを総合いたしますれば、この五カ年間に、現実に油を出す段階までかりにいかぬといたしましても、百万キロリッターを出し得る態勢を確保することは、確実にできるのではないかという確信を持って仕事を進めておるわけであります。

発言情報

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発言者: 岡田秀男

speaker_id: 14434

日付: 1957-11-27

院: 衆議院

会議名: 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会